#47 繰り返し読むべき作品/お勧め映画・小説/「本当の自分になるってそういうこと」
『彼方のアストラ』47話の感想・考察(ときどき妄想)になります。
最終話までのネタバレを含んでいます。
繰り返し読むべき作品
そろそろ一度クールダウンしますね(笑)。
さて、ここまでの管理人の熱弁に激しく温度差を感じていらっしゃる読者様に向けて一つお伝えしておきますと、これまで散々涙涙と書いてはきましたが、実は初めて読んだ際には私、一度も泣いてないんですよね(え!?)。
なんだかすごい漫画が出てきたなーと圧倒されたぐらいで、ようやくじわじわきだしたのは読み返し始めてからなんです(それも2回目ではまだこの5巻には泣きませんでした)。
それだけこの作品は私にとって難解でとても一度に吸収しきれないスケールだったんだと思います(今でさえ吸収しきったとはとても言えませんし)。
なので、もしまださらっとしか読んでいない、という方がいらっしゃいましたら、騙されたと思って気が向かれた時にでも1巻からじっくり再読していただくことをお勧めします。
きっと読み込めば読み込むほど魅力が増していく、アストラはそういう作品だと思います(あれ?クールダウンになってないですか?笑)。
お勧め映画・小説
それではここで、僭越ながらアストラ好きの読者様に向けてお勧めの作品を管理人チョイスでご紹介したいと思います。
ジャンルは映画から1本、小説から1作です。
映画『インターステラー』
鑑賞済みの方も多いですかね。
2014年公開、第87回アカデミー賞(視覚効果賞)受賞、アメリカとイギリスが本気出したSF大作です。
映像の秀逸さはもちろんのこと、ストーリーもかなり凝っていて面白いと思いますので、まだの方はぜひ(ちなみに私は映画館で2回、レンタルで1回観て、最後は結局買いました笑)。
小説『一九八四年』
- 作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/07/18
- メディア: ペーパーバック
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1949年の刊行以来今なお世界的評価の高い、イギリスの作家オーウェルの代表的SF小説です(村上春樹の『1Q84』はここからきてますよん)。
まさに歴史の改ざんが進行中の世界が描かれていますので、こちらも未読の方はぜひ(ただしエログロが苦手な方には衝撃が強すぎるかも。勧めておいてすいません・・・)。
皆様のお勧めもよかったら教えてくださいね~!
「本当の自分になるってそういうこと」
本編感想に戻りますね。
とうとう物語の全容が明らかに。
まさかこれまで繰り返されてきた
「そういう風に育ったからそうなった」
が個々の家庭問題からこうして世界に対するあり方にまで高められようとは。
ですが、実際、世界を変革するような逸材はきっと自分という存在ととことんまで向き合って昇華した少年少女の中から出てくるんでしょうね。
そりゃあオリジナルたちが彼らにかなわないわけですよ・・・。
#48に続きます。
お読みくださりありがとうございました!
解明の糸口
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