#32 フニ語り/アストラのパラレルストーリー/「キトリーとフニシアは同一人物だ」
『彼方のアストラ』32話の感想・考察(ときどき妄想)になります。
最終話までのネタバレを含んでいます。
フニ語り
フニシアって名前もすごくかわいいですよね。
5巻のちょっとヒロインっぽくなってる扉絵もお気に入り。
フニ・・・最年少ながら過酷な旅をほんとによく頑張ってきたものですよ・・・。
個人的には、フニといえば35話でキトリーが
「この旅でアタシは変わった それが嬉しい」
って涙を流した時のそっと微笑んでいる表情が一番好きです(目立たない小さなコマですが)。
セイラが自分のクローンであるアリエスの幸せを誰よりも願ったように、フニも(逆の立場というのがまたすごいですが)自分のオリジナルであるキトリーの幸せを誰よりも願ってるんでしょうね。
アストラのパラレルストーリー
そんなフニがヒロインだった場合、という、以下妄想です。
もしゲノム管理法が成立せず7年後あたりにオリジナルたちが着々と体の乗り換えに成功していったとしたら。
おそらくキトリーの母は臓器用クローンのフニをそのまま自由にさせておくつもりはないでしょうが、その頃にはフニもオリジナルたちの悪事を察知して魔の手を逃れられるまでに成長している可能性は十分にあると思います(もともとオリジナルたちのブレーンと同じ才智の持ち主なのですから)。
そこで同じく間一髪で逃れてきたカナタと出会って一緒にオリジナルたちに立ち向かっていく、なんてパラレルストーリーもどうかなーと。
記憶移植が部分的にうまくいかずにオリジナルたちがクローンたちと二重人格状態になったり。
・・・まあそんな笑えない話にならなくて心底よかったですが!
「キトリーとフニシアは同一人物だ」
ここで連載中は一週間待たされたってことですよね?
これ気になりすぎて他のことが手につかなくなると思うんですけど(笑)。
ちなみに私はここまで読んでもちんぷんかんぷんでした。
漠然と、タイムマシンでも出てくるのかなーと。
この点ザックは一瞬でピンときたわけですからやっぱりIQ200なだけありますよね(単に比較対象の私がアホなだけか)。
ザックに一人で抱え込むことなく打ちあけて相談できるカナタって存在がいてほんとによかった・・・。
カナタにしてみれば、考えてみれば凍死寸前直後にこの展開ですから踏んだり蹴ったりではありますが。
#33に続きます。
お読みくださりありがとうございました!
フニ考察
パラレルストーリーその2
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