#28 カナタとウルガー/励ましウルガー/功労者ザック
『彼方のアストラ』28話の感想・考察(ときどき妄想)になります。
最終話までのネタバレを含んでいます。
カナタとウルガー
ウルガーの「大将」呼び、特別感があって好きですね。
ウルガーは他のメンバーたちと一線を画したポジションですが、だからこそみんなが絶望するこの場面で唯一周りにのまれることなくカナタをフォローできたんだと思います。
人望の厚いキャプテンと内に熱いものを秘めた一匹狼キャラが厚い信頼関係で結ばれてるチームって最強だと思いますね。
後に囮という最も危険で重要な役割をウルガーが務めるのにも納得です。
励ましウルガー
そしてそして、管理人的に今回これは絶対外せないでしょう!(笑)
一人へこむルカの側にすかさず寄り添うウルガー。
「動いてねえと絶望に襲われるから目の前の作業をやってるだけだ そんなにすぐ受け入れられるわけねえ」
なんて気の利いたことを言うもやり込められてますが、
「ぐぬっ」
とか言いつつ内心大好きなルカを元気づけられて嬉しくてたまらないんだろコイツ(妄想あり)。
このコンビほんとに好きだなあ・・・。
このシーンに限らず、この回のウルガーはユンファの言葉にもすかさず反応して射撃で食糧を採集してあげたりと一貫して素晴らしい気配りっぷりでしたよね。
それ以前の行いが行いだっただけにこのギャップにはキュンときた読者さんも多かったのではないでしょうか!
功労者ザック
一方で安定したいい男なのがザック。
女性の皆さん、結婚相手にするなら迷わずこちらを選びましょう(笑)。
「オレの役割は冷静でいる事だ クルーが取り乱してる時こそオレは冷たくなる」
なんて毅然とした態度・・・!
これで後にカナタに
「正直・・・参ってたんだ」
なんて吐露してるんですからね。
マジ立派だよ心臓マリモだよ(笑)。
ザックは宇宙船操縦中常にメンバー全員の命を背負ってきたわけですから、知られざるプレッシャーは相当なものだったと推察します。
いくらIQ200で天才的勘があったにしても、操縦なんてやっぱり経験がものを言うじゃないですか。
まだ高校生のザックはここまで本当によくやってきましたよ。
このタイミングでの先輩宇宙飛行士の登場は、そんなザックにとってきっと神様のご褒美みたいなものだったでしょうね(いや、作者のか)。
単行本感想もいよいよ折り返しです。
4巻に続きます。
お読みくださりありがとうございました!
ザックがいい男な件
カナタとユンファ
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