#4 「わかんねえ事いくら考えたってわかんねえんだ」/ザックの「ただのくされえん」発言について/快適なサバイバル生活
『彼方のアストラ』4話の感想・考察(ときどき妄想)になります。
最終話までのネタバレを含んでいます。
「わかんねえ事いくら考えたってわかんねえんだ」
1巻屈指の名言だと思います。
分からないことは何もかも無理に解き明かそうとしなくていい、時には分からないままにしておく方が賢いことだってある。
とりあえず先に進んでみて、そのうちにその分からないことが分かる必要のないことだったって分かることもあるだろうし、分かる必要のあることなら進むうちにきっと分かるためのヒントが手に入る、その時にまた考えて、それをずっと繰り返していけばいい。
ただ、答えが分からないまま考えていた時間もまた、将来重要な決断を迫られたときの大きな財産になる、そういう風に思います。
分分言いすぎですね、何回言ってるんだ(笑)。
ザックの「ただのくされえん」発言について
4巻でキトリーに当然結婚するつもりだったと明らかにしていることからこの時の言動ははぐらかしってことになりますよね?
3巻で
「自分の事をどこまで話すかは本人の自由だ。話したくない事だってあるだろう」
って言ってますし(この台詞好きです)。
並みの男の子なら自分の将来の大事な結婚相手(しかも素晴らしく魅力的な)が思春期の男子複数人とこれから生活を共にしようって場面ともなれば多かれ少なかれ心配して「俺の女に近寄るな」的アピールをしておこうとするものだと思いますが、ザックの辞書にはきっと浮気なんて言葉は存在しないんですね。
自分もあり得ないし、キトリーのことも絶対的に信じている。
同様に約束を反故にすることもあり得ない。
いやあ男前やなあ・・・。
肝心のキトリーにちっとも伝わってないところがラブコメなんですが(笑)。
※2019/07/03 追記(公式ミニファンブックネタです)
大学時代に一度破局していたことが判明(汗)。
※2019/07/12 この点について別途追加考察記事をアップしました。
快適なサバイバル生活
サバイバルモノは何作も読んできましたが、個室があったりメンバーの私服も十分にあったりとこういう物が豊かな設定は新鮮で面白いです。
物の豊かさはやっぱり心の豊かさにつながりますよね。
帰還後に世間で大きな話題を呼んだほどメンバーが楽しく過ごせたのも、一つにはこういう恵まれた環境があってこそかと。
ちなみにメンバーの寝間着の中では私はユンファのジェラートピケっぽいもこもこのパジャマが好きです(聞いてない)。
#5に続きます。
お読みくださりありがとうございました!
男前ザック について
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