追加考察 ユンファ編② (公式ミニファンブックを読んで)
①の続きです。
奇跡か絶望か
さて、ルーシー・ラムにいかなる事情があったにせよ、一度は自分を宇宙に放り出した母親との和解を見事果たしたユンファには、ただただ尊敬の一言です。
ほんとすごいと思う。
ファンブック中他のメンバーについてはオリジナルとの関係に触れられていないので、おそらくこれをやってのけたのはユンファだけだろうと。
ただ、それをもってユンファが他のメンバーたちより一歩抜きん出た、と言うのもまた違うと思うんですよね。
それぞれの親子事情は異なり、和解を望むべくもないメンバーだっているでしょうし、そもそもオリジナルと親子関係が結ばれていないメンバーだっていますから。
ですが、そんな彼らに共通しているのが、ユンファとオリジナルの和解後も変わらずユンファと親交を持ち続け、ユンファの道を応援しているということです。
また、ユンファはユンファで、皆と道を違えることになろうと、変わることのない絆を信じて、自分の選んだ道をまっすぐに突き進んでいます。
これ・・・すごくないですか?
ユンファが獄中のオリジナルと面会するのに当初反対していたメンバーだっていたと思います。
奇跡の舞台のニュースには、ユンファを祝福すると同時に自身の境遇を振り返って内心苦しかったメンバーだっていたと思うんですよ。
奇跡って相対的で、一方の立場からはそうでも別の立場から見れば絶望だったりするものですから。
それでも彼らはお互いの生き方を尊重し、今でも固い絆で結ばれています。
おそらくこの先もずっと。
こういうのが真の友情なんですよね・・・(涙)。
ちなみに、和解についてですが、たとえ他のオリジナルたちが反省しようと、メンバーたちが特に望まず、あるいは人生でもっと優先したいことがあるなら、和解は人生のタスクでもなんでもないと思います。
主人公であるカナタすら、あの父親相手に結婚報告や娘(セイラ)の誕生報告をしている気配はありませんし。
要は、彼らの選んだどの道も等しく素晴らしい、ということに尽きると思いますね。
親子の将来
ここまで長々と書きましたが、ユンファの将来については管理人は特に心配はいらないと思っています。
原作最終回を見てもとても充実した日々を送っていそうですし、現在は一人暮らしということで、母親がマネージャーになってべったり、ということでもなさそうですしね(この二人は和解は和解として、お互いのためにある程度の距離は保っておいた方がいいと思います)。
ルーシー・ラムについてですが、舞台に立つことに賛否が分かれたといっても、これはそもそも彼女の方から希望したことではありませんからね。
今後は表舞台というより舞台から離れた場所で舞台を観に行けないような人々に歌を届ける役割を選ぶんじゃないかな、なんて思います(例えばアリエスの人脈で田舎の福祉施設に勤めるなど)。
トップスターとしての貴重なノウハウも無駄にすることなくユンファに伝授していくことでしょうね。
この先もルー親子が音楽とともに幸せな人生を歩んでいってくれることを願って止みません!
以上でユンファ編を締めたいと思います(というか力尽きた笑)。
あ、そうだそうだ、大事なこと書くの忘れてました。
ユンファめちゃめちゃ美人に描かれてますから、ファンブックをまだお手にとってない方はぜひ(笑)!
ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございました!!
次回はルカ&ウルガー編を予定しています。
それから、カナタ・アリエス・シャルスの主役3人とポリ姉については追加考察の予定はありませんが、別途小ネタを考えてますので、そちらも合わせてお待ちいただければと思います!
ユンファ愛。
原作感想考察記事一覧(まとめ)を見る
nashikiringo.hatenablog.com