#41 ウルガーとシャルス/ユンファとシャルス/キトリーとシャルス
『彼方のアストラ』41話の感想・考察(ときどき妄想)になります。
最終話までのネタバレを含んでいます。
ウルガーとシャルス
一つ忘れてはならないこととして、3巻で津波に襲われたウルガーを飛び込んで助けたのはカナタですが、宇宙船に引き上げたもう一人の恩人は状況からみてシャルスですよね。
にもかかわらず頑なににシャルスを毛嫌いし続けてきたウルガー(まさか狼の勘でシャルスの裏を見抜いてたわけじゃないですよね笑)。
あげく対決シーンでは殺し合いまで演じたわけですが、そんなウルガーがシャルスの真の生い立ちを知り、先陣を切って
「一緒に帰るぞ!!シャルス!!」
と呼びかけたシーンにはじーんときましたね。
その後の
「手伝うぜ オレはジャーナリスト志望だからな」
「・・・・・・!ああ!」
の流れもすごく好き。
この二人にようやく芽生えた友情の続きもぜひ見てみたいものですね。
※2019/07/02 追記(公式ミニファンブックネタです)
ファンブック上で念願叶いました!篠原先生、ありがとうございます!!
ユンファとシャルス
○○とシャルスシリーズ続きます(笑)。
ユンファについてもシャルス説得のシーンは圧巻でしたね。
「変われない」
「変われるわ!!私を見て!私は変わったわ!!みんなのおかげで!!」
あの引っ込み思案で人前でいつも自分を押し殺していたユンファがこんなにもはっきりと主張してる・・・!
しかもこの最高のタイミングで!
ユンファのこれまでの辛い17年間も決して無駄なものではなく、こうして時を経て変われない友達に無上の言葉をかけるためだったんだな、と涙腺崩壊の一幕でした。
キトリーとシャルス
キトリーの台詞もよかったですねー。
「アタシももうママに育てられた自分じゃない フニとも違う 親も遺伝も関係ないのよ どういう仲間と出会ってどう生きるかで いくらでも変われるわ」
キトリーってカナタやアリエスなんかと比べると本編中そんなにシャルスと絡みが多くなかったじゃないですか(唯一印象的だったのがアリスペードでのお嬢様と執事なやり取りという・・・笑)。
そんなキトリーがシャルスのあの伝説的名シーン(グルッピーの背中に乗って夢を語るシーン)での聞き手だったというのがまたにくい演出だったと思います。
メンバーの誰もがシャルスの中にオリジナルとしての輝きを見出していたからこそ、後に続く感動が大きかったと思うんですよね。
#42に続きます。
お読みくださりありがとうございました!
〇〇とユンファシリーズ
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