#5 フニの母親はどうなったのか/キトリーの幼少期エピソード/惑星探検モノとしてのアストラ
『彼方のアストラ』5話の感想・考察(ときどき妄想)になります。
最終話までのネタバレを含んでいます。
フニの母親はどうなったのか
謎として残っていることの一つ。
ポリ姉似で事故で亡くなったという田舎のフニの母親のことです。
おそらくフニの代理母にあたる女性でしょうが、タイミング的に事故が嘘なのは明らかとして、そもそも亡くなったということ自体、キトリーの母がそう言っていて10歳のフニがそう信じている、という描写のみなので実際真偽のほどはわからないですよね。
キトリーの母に利用されて事情を知らぬまま10年間フニを育てた上一斉殺処分計画に先立って殺されたのか(シャルスの代理母はおそらく消されてますよね)、キトリーの母と実はグルでフニには死んだふりをしただけなのか、はたまたその中間(グレー)で何らかの大義名分のもとフニの前から姿を消しはしたが生き残っているのか。
想像の余地が大きいだけに、帰還後に涙ながらにフニを迎えにきた可能性だってありうると思います。
まあ、仮にそんな奇跡のようなことが起こったとしてもフニならキトリーのもとに残ることを選びそうですが。
※2019/07/03 追記(公式ミニファンブックネタです)
母親の生存が判明!
※2019/07/12 この点について別途追加考察記事をアップしました。
キトリーの幼少期エピソード
キトリーの家庭環境は確かに母親との関係でいえば悲惨極まりないものですが、このエピソードで見る限り使用人たちとの関係はそう悪くはなさそうですよね(むしろこのおじさんなんかニコニコしてて『ちびまる子ちゃん』のヒデじいみたいじゃないですか←え)。
それに、何と言っても悲しみを深いレベルで解りあえる幼馴染(=ザック)がいたわけですし、キトリーは決して愛されずに育ったわけではないと思います。
だからこの場面では、愛を知らないのは母親の方であってキトリーになら愛し方がわかるはずだよ!って思わずアツくなっちゃいますね(笑)。
惑星探検モノとしてのアストラ
シャルスを通じて語られる生物学講義について。
私はこの方面全く詳しくないので専門の方からみてどうなのかはわかりませんが、読んでいて純粋に楽しかったですね。
訪れる惑星の設定もそれぞれに個性があって魅力的で、惑星探検モノとしても最後まで目が離せませんでした。
最初の惑星ヴィラヴァースに関して言えばMVPはやっぱりドラポンちゃんですよね!(このネーミングセンスいいな)
#6に続きます。
お読みくださりありがとうございました!
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