#6 カナタの母親について/ルカジャベリン活躍に歓喜した件/キトリーがカナタを助けたこと
『彼方のアストラ』6話の感想・考察(ときどき妄想)になります。
最終話までのネタバレを含んでいます。
カナタの母親について
4巻の設定資料集からその存在は確認できますが父親と違って物語を通じて主人公カナタから一切語られることのなかった母親(代理母)について。
オリジナルの妻でゆくゆくはその母役を担う予定だった人物なわけですから、いくらなんでも何も知らなかったはずはありませんよね。
夫に献身していただけ、と言い逃れる可能性はありますが、カナタの回想に息子を案じたりかばったりする描写が皆無なことから、この夫にしてこの妻あり、な冷たい心の持ち主だったと想像できます。
夫の転生がうまくいったら自分もクローンを作って若返ろうぐらいのしたたかさがあったとしても不思議ではありません。
4巻でカナタがウルガーに言った
「母親とも縁が切れるだろう」
の念頭には自分の母親があったのかもしれませんね。
ルカジャベリン活躍に歓喜した件
ルカについてここまでほとんど触れていませんが、ルカ病を発症している私の目はコマの端っこだろうとなんだろうと自動的にルカを追いかけています。
どなたかルカのイラスト描いてくださったら狂喜乱舞します!(ごめんなさい引かないでください)
何を言いたいのかというと、ルカジャベリンが置き忘れられたエピソードはもちろん覚えていたので、この重大な場面で思いがけず役に立って嬉しかったってただそれだけのことですハイ。
キトリーがカナタを助けたこと
カナタとキトリーの喧嘩シーンで、まあどうせこの後カナタがキトリーを助ける展開になるんだろうなぐらいに予想していたので(失礼)、フニを通じてお互いに助け合った、というのは良かったですね。
カナタの
「キトリーに助けてもらわなきゃ死んでたとこだ」
って台詞もあるのとないのとで大違い。
二人の対等性がうかがえます(2巻の「お前しかいねえんだ。頼むキトリー!お前がこのチームの船医なんだ!」って信頼感たっぷりの台詞もたまらなかったですね)。
キトリーはアリエスとはまた違った意味での頭のキレと行動力を併せ持ったキャラクターだと思います。
結論、二人とも魅力的。
#7に続きます。
お読みくださりありがとうございました!
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