『彼方のアストラ』ネタバレ感想考察日誌

『彼方のアストラ』の私的応援ブログです。ネタバレ要注意。詳しくは「はじめに」をご覧ください。

#19 シャルスの養母/アリエスの母/キトリー母とザック父

 

 

今回から3巻の感想に入ります。

ルカ好きの理性が吹っ飛ぶ本巻(笑)。

シャルスターンまで集中的にルカ、ついでにウルガー(笑)を語りたいと思います。

本巻も飛ばしていきますのでよろしくお願いします!(それにしても7週分の感想を1週間ペースでやっつけるとは何たる暴挙・・・)

 

 

 

シャルスの養母

 


ここで舞台はガラリとかわって惑星アストラへ。

改めて読むとまあまあな茶番劇状態の保護者会シーン。

ここではだましている側・だまされている側両者についてみていきます。

まず、唯一の完全なる部外者といえる、何も事情を知らないシャルスの養母について。

考えてみると、この人からしてみれば引き取ったばかりでまだよく知らない子供が宇宙で失踪→時の人となって帰還→王様になるわけですからえー?えー?って感じですよね(笑)。

アリエスのお母さんほどではないにしても彼女も血のつながらない息子の安否を純粋に案じた善良な人のようなので、後日談としてシャルスから何かしらフォローがあったりしたらいいな、と思います。

子供を望んでいたのであれば粋な養子縁組を取り計らってあげたりと。

 

 

アリエスの母

 


エマさん。

まさかこんなドラマチックな背景のある人だったとは。

5巻のセイラとの別れのシーン一つからだけでもどんなにセイラのことを敬愛していたかがうかがえます。

宇宙をサバイバル中という設定上最後にシャルスを説得したのはカナタでしたが(そしてそれが最高でしたが)、適役という点で考えるとこのエマさんもカナタに負けず劣らずの第一人者だったんじゃないかと思います。

帰還後に事情を知った暁にはきっとシャルスを温かく包み込んだことでしょうね。

それと、しっかり者なイメージのエマさんですが、アリエスがドジっ子な部分が実はエマさん譲りだったりしたらほんわかしますね。

 

 

キトリー母とザック父

 


代わって、今度はだましている側。

キトリー母とザック父について。

キトリー&ザックとは関係性がまたずいぶん違っているのが印象的でしたね。

でも

アホなの?

って言い回しはキトリーとそっくりで、初めて読んだ時はやっぱり親子だなあとほのぼのしたものでしたが今読むと逆に超怖い・・・。

ザックとキトリーが結婚する未来を全否定する台詞に対しても「もしや二人は兄妹?」なんて見当違いな予想をしていた自分が恥ずかしいですハイ。

 

 

#20に続きます。

お読みくださりありがとうございました!

 

 

 セイラの両親について

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エマさん祭り(笑)

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