#16 親たちの自己正当化ワールド/アストラ最強トリオ/そしてここから再び妄想モードに
『彼方のアストラ』16話の感想・考察(ときどき妄想)になります。
最終話までのネタバレを含んでいます。
親たちの自己正当化ワールド
ところで、この作品はクローン側の視点に立っているためオリジナルたちについては悪の側面のみ描かれていますが、実際のところ彼らはどんな人間なのでしょうか。
確かに彼らが計画的に法を破ったことは事実ですが(だからこそ捕まりました)、中でもキトリーの母やザックの父などは私利私欲のためというより大志(自分の選ばれし能力を長く世の中に貢献させることで人類のレベルを引き上げよう、みたいな)のために手を染めたという風にも思えるんですよね。
仮に世界を救うためにスピード違反するアクション映画のヒーロー的なノリだったとしたら(どんな例えやねん)、罪の意識がなくても無理はありませんし、捕まったところで上手に違反できなかったことを後悔することはあっても違反したこと自体を後悔することはないと思うんですよね。
オリジナルたちは、自分たちの輝かしい社会貢献の方にスポットがあたってクローンたちが背景の道具にすぎないもう一つの物語において潔白な主人公として生きている存在、と言えるのではないでしょうか。
実際クローンを物扱いする前提が間違っていることを私たちは知っているので、そういう物語は漫画案として即ボツでしょうが。
アストラ最強トリオ
カナタ・ザック・シャルスの最強男子トリオについて。
この3人マジでレベル高すぎ・・・。
あまりにすごすぎることが歴然としているので改めて取り上げるまでもない気もするのですが、やっぱり書きたいのでここで触れておきます。
未来の宇宙探検隊のメンバーですね。
この3人ならワームホールも裸足で逃げ出す大発見をしてくれたとしても驚かないなあ。
三者三様、かっこよすぎです。
一生ついて行きます(笑)。
後、高校生離れしたザックとシャルスがルーシー・ラムの曲のことでこっそり盛り上がるオマケは微笑ましかったですね。
そしてここから再び妄想モードに
キトリーとザックのラブラブ新婚生活の一コマを妄想してみました。
ザックの留守中に書斎を掃除する新婦キトリー。
そこにユンファの写真集が!
→キトリー(いくらファンだからってこんな超かわいい妻がいるのに写真集まで買う!?アホなの?)
→怒りつつさらに掃除をすすめる
→子供の頃キトリーがザックにプレゼントした品々が大切に保管されているのを発見
→キトリー(もう・・・ダーリンったら・・・今夜はご馳走作ってあげないと)
→アラームが鳴る。ユンファの声で甘く「起きて、時間よ」
→キトリー(・・・やっぱり毒盛ってやろうかしら)
その後アラームは曲の出だしだったことが判明。
写真集もプレミアムファンクラブ会員の特典でついてきたのだとザック釈明(釈明になってるのか)。
オレにはキトリーだけだが的爆弾発言で仲直り。
しかし後日再び火種が・・・(笑)。
#17に続きます。
お読みくださりありがとうございました!
妄想第1弾
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