『彼方のアストラ』ネタバレ感想考察日誌

『彼方のアストラ』の私的応援ブログです。ネタバレ要注意。詳しくは「はじめに」をご覧ください。

#1 冒頭、スプリング親子のほのぼのシーン/アヌティメッタダイボモモ!!!/B5班全員集合!他

 

ついに始まりました!(パチパチパチ)

くどいですが、まだ最後まで読んでいないという方はぜひ先に原作をお読みくださいね!(詳しくは「はじめに」をご覧ください)。

冒険色の強い第1巻。

感想はポイントに絞っていきたいと思います(一応本編に沿って書いていく予定ですが度々脱線することが予想されます・・・)。

 

 

 

冒頭、スプリング親子のほのぼのシーン

 


初めて読んだときは気にも留めなかった平凡なシーンですが、こうして真相を知ってから再読すると感慨深いですね・・・。

どんなに残酷な目的で産み落とされた子供であってもその後の環境次第で幸せに生きることができる、アリエスはその生き証人として作品を通じて希望の象徴のように感じられます。

カナタの夢を聞いたときのなんとも優し気な表情が印象的。

漫画ってやっぱり絵が合わないとなかなか入っていけなかったりするんですが、私は篠原先生の絵にはすぐに溶け込めました。

読めば読むほど好きになっていきましたね。

 

 

アヌティメッタダイボモモ!!!

 


カナタ登場!

カナタは本当に名言・名シーンが多いですよね・・・。

初回にヒロインを二度までもかっこよく助け(しかも片方はお姫様抱っこ)、ギャグまでぶっ込んでくるTHE 主人公な登場の仕方をしたカナタですが、当初は内向的な設定だったそうで。

もちろんこういうカリスマ性あってこそのカナタなのでしょうが、私はカナタの魅力は決してそれだけにとどまらないと思っているので、仮にここまでの活躍シーンがなかったとしてもやっぱり好きになっていたろうな、と思います。

「主人公らしくない主人公」という設定も面白そうなので篠原先生にはぜひいつか挑戦していただきたいですね。

 

 

B5班全員集合!

 


メンバーの貴重な私服シーン。

途中参戦のポリ姉含めてまさかここまで全員を愛しく感じられるようになるとはなあ・・・。

漫画によっては主要キャラの中でも大好きなキャラと苦手なキャラに分かれてしまうこともあるのですが、この作品の登場人物たちは本当にみんな大好きです。

まあ、とは言ってもとりわけお気に入りのキャラというものもできるわけで。

どうでもいい話ですが、私は恋愛では一目惚れはしない派です(本当にどうでもいい)が、こと漫画に関して言えば大体登場シーンで瞬殺されます。

そしてもちろんその後の展開や新キャラ登場でもっと好きなキャラができることはありますが、一度好きになったキャラのことは大抵ずっと好きです。

この時も推しキャラは一瞬で決まりました(笑)。

 

 

ルカ、ヘルメットかぶっててよかったね・・・!

 


もう一つどうでもいい話ですが、私は何の因果か愛してやまないキャラに途中で死なれることが多々あります。

容赦なく死なれます。

ひどいときは一巻でご臨終です(ずーん)。

なので、球体があらわれて真っ先に死亡フラグがたったときは青ざめましたが(笑)、そういう話じゃなくてよかった・・・。

漂流教室』なら確実に最初の死体になってましたよ(あれはあれで傑作ですが(笑))。

そんなわけで、さくっと書きましたが、そうですルカです。

だってかわいいだろ(←ザック?もちろんキトリーだってかわいいよ!)。

この時の「子供苦手」はきっと義弟との知られざる確執あってこその台詞だったんでしょうね。

なんだかんだでフニとはすぐ仲良くなってましたし。

同様に、ユンファもこのときスラスターちゃんと使えてよかったです・・・。

 

 

グラサンのおっさん

 


一つ気になるのが、このとき送迎してくれたグラサンの先生って2巻でフニが目撃したグラサンのおっさんとは別人ですよね?

この時楽しくツッコミ入れてた先生まで実はグルだったりしたら超怖い・・・。

一連の犯罪に一体どこまでの人間がかかわっていたのか、その闇が最終章までに果たして本当にすっかり暴かれているのか、あるいはウルガーなどはまだその闇を追い続けているのか、考えさせられます。

※2019/09/20 追記

アニメ最終回でB5班の卒業に号泣してましたし、フニの記憶力を考えてもやっぱりこの先生は潔白でしょうね。疑ってすまんかった・・・

 

 

ミステリーとしてのアストラ

 


私はミステリーが大好物です。

それこそ『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』を絵本に育った世代です(あれ?私だけ?)。

アストラについても事前情報でミステリー要素があると聞いて知ってはいたのですが、ごめんなさい告白しますすっかりなめてました・・・。

読み返してみるとシャルスがカナタの前を走るコマとか普通にありましたね。

しっかり通信係だって言ってるシーンもありましたし。

ストーリーに引き込まれて全然目に留まりませんでしたよ・・・。

未知のミステリーって、伏線がきちんと回収されるか破綻するんじゃないかってハラハラしながら読んだりもするのですが(いらんお世話)、アストラに関しては相当練られてますよね。

読み返しながら感心させられます。

むしろ脱帽です。

篠原先生頭いいなあ・・・(ファンレターみたくなってる)。

 

 

長くなってきたので次回以降に譲ります。

お読みいただきありがとうございました!

 

 

 ルカがかわいい件については主に3巻で叫んでおります(笑)

nashikiringo.hatenablog.com

 

 2019/06/23 最終話感想まで書き上げました!

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